背中痛い…妊娠中のつらい痛み、原因と安全な緩和ケア | 妊娠中~産後の妊婦マッサージ|吹田・江坂のマタニティ整体妊婦さんの足のむくみ・肩こり・腰痛でお悩みなら吹田・江坂のマタニティ整体|井上トータルコンディショニング江坂院

  • 江坂駅より徒歩3分

0668367467

予約受付【平日】 10:00 ~ 21:00
予約受付【土・祝日】 10:00 ~ 18:00
※祝日も診療しております。
【休診日】水曜日・日曜日

  • お問い合わせ
  • オンライン予約はこちら

お知らせ

背中痛い…妊娠中のつらい痛み、原因と安全な緩和ケア

妊娠中の背中の痛み、辛いですよね。お腹が大きくなるにつれて、腰や背中に負担がかかり、多くの妊婦さんが悩まされています。このページでは、妊娠中に背中が痛くなる原因を、ホルモンバランスの変化や姿勢、体重増加など様々な側面から詳しく解説します。さらに、痛みの種類や、自宅でできる安全な緩和ケア、予防法についてもご紹介します。つらい痛みを和らげ、快適なマタニティライフを送るためのヒントが満載です。ぜひ最後まで読んで、実践してみてください。

1. 妊娠中に背中が痛くなる原因

妊娠中は、ホルモンバランスの変化や身体の構造の変化など、さまざまな要因から背中が痛くなることがあります。痛みの程度や種類も人それぞれで、一時的なものから、日常生活に支障が出るほどの強い痛みまで様々です。ここでは、妊娠中に背中が痛くなる主な原因について詳しく解説します。

1.1 ホルモンの影響

妊娠初期から分泌されるリラキシンというホルモンは、骨盤周りの靭帯や関節を緩める働きがあります。これは出産に向けて赤ちゃんが産道を通りやすくするためですが、同時に骨盤の安定性が低下し、腰や背中に負担がかかりやすくなります。特に妊娠後期になるにつれてリラキシンの分泌量が増えるため、背中の痛みも強くなる傾向があります。

1.2 姿勢の変化

お腹が大きくなるにつれて、重心を保つために姿勢が変化します。反り腰になったり、猫背になったりすることで、背骨や周囲の筋肉に負担がかかり、痛みを引き起こすことがあります。また、バランスをとろうと上半身を後ろに反らす姿勢も、背中の筋肉の緊張を高め、痛みを増強させる原因となります。

1.3 体重増加

妊娠中は、赤ちゃんや羊水、胎盤などの増加により体重が増加します。この体重増加も、腰や背中に負担をかける大きな要因です。増加した体重を支えるために、背中の筋肉は常に緊張した状態になり、痛みや疲労を感じやすくなります。

1.4 運動不足

つわりや身体の重さ、お腹の張りなどから、妊娠中は運動不足になりがちです。運動不足は、筋肉量の低下や血行不良を招き、背中の痛みを悪化させる可能性があります。適度な運動は、筋肉を強化し、血行を促進することで、背中の痛みを予防・軽減する効果が期待できます。

1.5 子宮の増大

妊娠週数が進むにつれて子宮が大きくなり、周囲の臓器や神経を圧迫することで、背中や腰に痛みを生じることがあります。特に子宮が大きくなる妊娠後期は、この圧迫による痛みが顕著になる傾向があります。

1.6 ストレス

妊娠中は、ホルモンバランスの変化や環境の変化、出産への不安などから、ストレスを感じやすくなります。ストレスは自律神経のバランスを崩し、筋肉の緊張を高めるため、背中の痛みを悪化させる要因となります。リラックスできる時間を作る、趣味を楽しむなど、ストレスを軽減する工夫が大切です。

1.7 前置胎盤

前置胎盤とは、胎盤が子宮口を覆ってしまう状態のことです。前置胎盤の場合、背中や腰の痛みだけでなく、性器出血などの症状が現れることもあります。出血を伴う背中の痛みがある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

1.8 その他、稀な原因

上記以外にも、稀ではありますが、尿路結石や腎盂腎炎、椎間板ヘルニアなどの病気が原因で背中が痛くなることもあります。これらの病気は、背中の痛み以外にも発熱や排尿時の痛みなどの症状を伴うことが多いです。いつもと違う痛みや症状がある場合は、自己判断せずに医療機関を受診することが重要です。

原因 詳細
ホルモンの影響 リラキシンが靭帯を緩め、骨盤の安定性を低下させる。
姿勢の変化 お腹の増大により反り腰や猫背になり、背中に負担がかかる。
体重増加 増加した体重を支えるため、背中の筋肉が緊張する。
運動不足 筋肉量の低下や血行不良により、痛みが悪化する。
子宮の増大 子宮が周囲の臓器や神経を圧迫し、痛みを生じる。
ストレス 自律神経の乱れにより筋肉が緊張し、痛みが増強する。
前置胎盤 胎盤が子宮口を覆い、背中や腰の痛み、性器出血などを引き起こす。
その他、稀な原因 尿路結石、腎盂腎炎、椎間板ヘルニアなどが原因となる場合もある。

2. 妊娠中の背中の痛みの種類

妊娠中の背中の痛みは、その原因や症状によっていくつかの種類に分けられます。痛みの種類を正しく理解することで、適切な対処法を見つけやすくなります。

2.1 筋肉痛

妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて姿勢が変化し、腰や背中の筋肉に負担がかかりやすくなります。また、ホルモンの影響で筋肉や靭帯が緩むことも、筋肉痛の原因となります。さらに、体重増加も筋肉への負担を増大させます。これらの要因が重なり、慢性的な筋肉の緊張や疲労が生じ、鈍い痛みや重だるさを感じる筋肉痛が起こりやすくなります。

症状 特徴
鈍い痛み 持続的な痛みで、特定の動作で悪化することがあります。
重だるさ 筋肉が疲れているような感覚で、休息によって軽減することがあります。
こわばり 筋肉が硬くなっているような感覚で、動きづらさを感じることもあります。

2.1.1 妊娠中の筋肉痛の特徴

妊娠中の筋肉痛は、腰や背中全体に広がるような痛みであることが多いです。また、同じ姿勢を長時間続けると痛みが増強する傾向があります。さらに、朝起きた時や夕方など、特定の時間帯に痛みが強くなることもあります。

2.2 神経痛

大きくなった子宮が神経を圧迫することで、神経痛が生じることがあります。また、姿勢の変化や体重増加によって、背骨や骨盤周辺の神経が圧迫されることもあります。神経痛は、鋭い痛みやしびれ、電気が走るような痛みなどが特徴です。坐骨神経痛は、妊娠中に起こりやすい神経痛の一つで、お尻から太ももの裏側にかけて痛みやしびれが生じます。

症状 特徴
鋭い痛み 瞬間的に強い痛みを感じることがあります。
しびれ 感覚が鈍くなったり、ピリピリとした感覚が生じることがあります。
電気が走るような痛み 瞬間的に電気が走るような痛みを感じることがあります。

2.2.1 坐骨神経痛

坐骨神経痛は、お尻から太ももの裏側、場合によっては足先まで痛みやしびれが走るのが特徴です。くしゃみや咳で痛みが悪化することもあります。また、片側の足に症状が出ることが多いですが、両足に症状が出る場合もあります。

2.3 関節痛

妊娠中は、リラキシンというホルモンが分泌され、骨盤周りの靭帯や関節が緩みます。これは出産に備えて、赤ちゃんが産道を通過しやすくするためです。しかし、関節が緩むことで、骨盤や背骨の関節に負担がかかり、痛みを生じることがあります。恥骨結合離開は、恥骨結合という骨盤の前の部分にある関節が広がりすぎて痛みを生じる状態で、妊娠後期に起こりやすい関節痛です。また、仙腸関節痛は、仙骨と腸骨の間の関節に痛みが出るもので、腰や臀部に痛みを生じます。

症状 特徴
局所的な痛み 特定の関節に痛みを感じます。
動作時の痛み 歩いたり、立ち上がったり、寝返りを打つなどの動作で痛みが増強します。
腫れや熱感 炎症を伴う場合は、関節が腫れたり、熱を持ったりすることがあります。

2.3.1 恥骨結合離開

恥骨結合離開は、恥骨結合部に痛みを感じ、歩行や階段の上り下り、足を広げる動作で痛みが強くなるのが特徴です。

2.3.2 仙腸関節痛

仙腸関節痛は、腰や臀部、太ももの後ろ側に痛みを感じます。長時間立っていたり、同じ姿勢を続けていると痛みが悪化することがあります。

3. 妊娠中の背中の痛み、病院は何科を受診する?

妊娠中に背中の痛みが生じた場合、どの診療科を受診すれば良いのか迷ってしまうかもしれません。まずは、かかりつけの産婦人科医に相談するのがおすすめです。

産婦人科医は、妊娠中の体の変化を熟知しており、背中の痛みの原因が妊娠に関連するものか、他の疾患によるものかを判断できます。必要に応じて、適切な専門医への紹介状を書いてもらうことも可能です。

もし、かかりつけの産婦人科医がいない場合は、近くの産婦人科を受診しましょう。急な痛みや激しい痛み、発熱、出血などを伴う場合は、ためらわずにすぐに受診することが大切です。

3.1 他の診療科の受診が必要なケース

背中の痛みが、妊娠とは関係のない疾患が原因である可能性も考えられます。以下のような症状がある場合は、他の診療科の受診も検討しましょう。

症状 受診を検討する診療科
激しい痛みやしびれ、麻痺など 整形外科
排尿障害、発熱、悪寒など 泌尿器科、内科
過去に背骨の病気にかかったことがある 整形外科

自己判断せずに、まずは医師に相談し、適切な診療科を受診することが重要です。安心して妊娠期間を過ごすためにも、体の変化に気を配り、痛みを感じたら早めに医療機関に相談しましょう。

4. 痛みの緩和ケア、自分でできる対処法

妊娠中の背中の痛みは、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。そこで、安全かつ効果的に痛みを和らげるためのセルフケア方法をご紹介します。ご自身の体の状態に合わせて、無理のない範囲で行うようにしてください。 もし症状が悪化したり、不安を感じたりする場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

4.1 姿勢の改善

妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて姿勢が変化し、背中に負担がかかりやすくなります。正しい姿勢を意識することで、痛みを軽減し、予防にも繋がります。

4.1.1 正しい立ち方

壁を背にして立ち、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとを壁につけます。 あごを引き、お腹を軽く引っ込め、背筋を伸ばしましょう。この姿勢を意識して日常生活を送ることで、背中の負担を軽減できます。

4.1.2 正しい座り方

椅子に深く腰掛け、背もたれに寄りかかり、骨盤を立てましょう。 足の裏全体を床につけるか、フットレストを使用することで、姿勢が安定しやすくなります。長時間同じ姿勢を続ける場合は、適度に休憩を取り、軽いストレッチを行うと良いでしょう。

4.1.3 寝るときの姿勢

横向きに寝るのがおすすめです。 膝を軽く曲げ、抱き枕やクッションなどを抱え込むと、お腹の重さを支えられ、腰への負担が軽減されます。仰向けで寝る場合は、膝の下にクッションなどを置いて、腰の反りを軽減すると良いでしょう。

4.2 ストレッチ

妊娠中は、医師や助産師の指導のもと、無理のない範囲でストレッチを行いましょう。 血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎ、痛みの緩和に繋がります。以下は、妊娠中に行いやすいストレッチの例です。ただし、痛みを感じる場合はすぐに中止してください。

4.2.1 妊婦さん向けのおすすめストレッチ

ストレッチ名 方法 効果
猫のポーズ 四つん這いになり、息を吸いながら背中を反らせ、息を吐きながら背中を丸める。 腰や背中の筋肉をほぐす。
骨盤回し 椅子に座り、骨盤をゆっくりと前後に回す。 骨盤周りの筋肉をほぐし、血行を促進する。
肩甲骨回し 両手を肩に置き、肘で円を描くように前後に回す。 肩や背中の筋肉をほぐす。

4.3 温める/冷やす

痛みの種類によって、温める、または冷やすのが効果的です。筋肉痛やこわばりには温湿布や温かいタオルを、炎症や腫れがある場合は冷湿布や保冷剤を使用しましょう。ただし、低温やけどに注意し、長時間同じ場所に当て続けないようにしてください。

4.4 マッサージ

パートナーや家族に、肩や背中、腰などを優しくマッサージしてもらうのも効果的です。ただし、腹部へのマッサージは避け、強すぎる刺激を与えないように注意しましょう。アロマオイルを使用する場合は、妊娠中に使用しても安全なものを選びましょう。

4.5 骨盤ベルトの使用

骨盤ベルトは、お腹の重さを支え、腰への負担を軽減するのに役立ちます。装着する際は、締め付けすぎないように注意し、医師や助産師の指導のもと、適切な使用方法を守りましょう。自分に合ったサイズの骨盤ベルトを選び、正しく装着することが大切です。

5. 医療機関での治療法

妊娠中の背中の痛みは、セルフケアで軽減できる場合もありますが、痛みが強い場合や長引く場合は、医療機関への相談も検討しましょう。医療機関では、痛みの原因や状態に合わせて適切な治療法が提案されます。

5.1 薬物療法

妊娠中は薬の使用に制限があるため、医師の指示に従って服用することが重要です。痛み止めとして、アセトアミノフェンが処方されることが多いです。ただし、市販薬の中には妊娠中に服用が推奨されないものもあるため、自己判断で服用することは避けましょう。

5.2 理学療法

理学療法士による指導のもと、ストレッチやエクササイズを行うことで、背中の筋肉を強化し、痛みを和らげることができます。また、姿勢の改善や、日常生活での身体の使い方の指導を受けることもできます。

治療法 内容 期待できる効果
温熱療法 患部に温熱を当てて血行を促進し、筋肉の緊張を和らげます。ホットパックや赤外線ランプなどが用いられます。 痛みの緩和、筋肉の relaxation
電気療法 低周波や干渉波などの電気を用いて、痛みを軽減したり、筋肉を刺激したりします。 痛みの緩和、筋肉の刺激、血行促進
牽引療法 腰椎を牽引することで、神経への圧迫を軽減し、痛みを和らげます。 神経痛の緩和、腰椎への負担軽減
サポーター 腹部を支えることで腰への負担を軽減するサポーターや、腰部を固定するサポーターなど、症状に合わせて適切なサポーターが使用されます。 腰痛の軽減、姿勢のサポート
ブロック注射 痛みの原因となっている部位に直接薬剤を注射することで、痛みを緩和します。炎症を抑える効果のある薬剤や、神経ブロック作用のある薬剤などが使用されます。妊娠中は使用できる薬剤が限られるため、医師とよく相談することが大切です。 痛みの緩和、炎症の抑制

これらの治療法は、痛みの程度や原因、妊娠週数などを考慮して選択されます。自己判断で治療法を選択せず、必ず医師の指示に従ってください。また、治療を受ける際には、妊娠中であることを伝え、安心して治療を受けられるようにしましょう。

6. 妊娠中の背中の痛みを予防するには

妊娠中は、お腹が大きくなるにつれてどうしても体に負担がかかり、背中の痛みが出やすくなります。しかし、日頃から少し意識することで、その痛みを軽減したり、予防したりできる可能性があります。快適なマタニティライフを送るためにも、ぜひ予防策を実践してみてください。

6.1 姿勢に気を配る

正しい姿勢を保つことは、背中の痛み予防にとても重要です。猫背になったり、お腹を突き出すような姿勢は、腰や背中に負担をかけてしまいます。常に背筋を伸ばし、顎を引いて、お腹を軽く引き締めるように意識しましょう。

6.1.1 正しい立ち方

立っている時は、肩の力を抜いてリラックスし、足の裏全体で体重を支えるようにしましょう。かかと重心にならないように注意し、つま先を少し外側に向けることで、安定感が増します。

6.1.2 正しい座り方

座る時は、浅く腰掛けず、深く椅子に腰掛け、背もたれにもたれかかりましょう。足を組むのはNGです。デスクワークなどで長時間座る場合は、こまめに立ち上がって体を動かすようにしましょう。また、クッションやタオルなどを腰に当ててサポートするのも効果的です。

6.1.3 寝るときの姿勢

横向きで寝る場合は、抱き枕やクッションなどを足に挟むと、骨盤の歪みを軽減し、背中の負担を和らげることができます。仰向けで寝る場合は、膝の下にクッションなどを置いて、腰の反りを軽減しましょう。

6.2 適度な運動

妊娠中は激しい運動はできませんが、適度な運動は血行を促進し、筋肉をほぐす効果があります。ウォーキングやマタニティヨガ、ストレッチなど、体に負担の少ない運動を取り入れましょう。運動前に医師に相談することをおすすめします。

6.3 体重管理

急激な体重増加は、腰や背中に大きな負担をかけます。バランスの良い食事を心がけ、適正な体重増加を維持するようにしましょう。体重管理についても、医師に相談しながら進めるのが安心です。

6.4 リラックスする時間を作る

ストレスは筋肉の緊張を高め、背中の痛みを悪化させる要因となります。好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、ゆっくりとお風呂に入ったりと、自分なりのリラックス方法を見つけて、心身ともにリラックスする時間を作るようにしましょう。

6.5 体に合った下着や服を選ぶ

締め付けの強い下着や服は、血行を阻害し、背中の痛みを悪化させる可能性があります。マタニティ用の下着や、ゆったりとした服を選ぶようにしましょう。特に、ブラジャーは体に合ったものを選び、アンダーバストがきつすぎないか確認することが大切です。

6.6 冷えを防ぐ

体が冷えると、血行が悪くなり、筋肉が緊張しやすくなります。温かい飲み物を飲んだり、腹巻きやレッグウォーマーなどを着用したりして、体を冷やさないように注意しましょう。特に、冬場はしっかりと防寒対策をすることが重要です。

6.7 早めに対処する

背中の痛みがひどい場合や、長引く場合は、我慢せずに早めに相談しましょう。痛みの原因を特定し、適切な対処法を指導してもらえます。

予防策 具体的な方法
姿勢に気を配る 正しい立ち方、座り方、寝方を意識する。クッションなどを活用する。
適度な運動 ウォーキング、マタニティヨガ、ストレッチなどを行う。医師に相談の上行う。
体重管理 バランスの良い食事を心がけ、適正な体重増加を維持する。医師と相談しながら進める。
リラックスする時間を作る 音楽、アロマ、入浴などでリラックスする。
体に合った下着や服を選ぶ マタニティ用の下着やゆったりとした服を選ぶ。ブラジャーのサイズに注意する。
冷えを防ぐ 温かい飲み物を飲む。腹巻きやレッグウォーマーなどを着用する。
早めに対処する 痛みがひどい場合や長引く場合は、我慢せずに相談する。

これらの予防策を参考に、快適な妊娠生活を送れるように心がけましょう。ただし、これらは一般的な情報であり、すべての人に当てはまるわけではありません。心配なことがある場合は、必ず専門家に相談してください。

7. よくある質問

妊娠中の背中の痛みについて、よくある質問にお答えします。

7.1 Q. 妊娠中の背中の痛みは我慢すべき?

いいえ、我慢する必要はありません。妊娠中はホルモンバランスの変化や身体の構造の変化、体重増加など様々な要因で背中が痛みます。我慢し続けると、痛みが慢性化したり、日常生活に支障が出たりする可能性があります。少しでも痛みを感じたら、自己判断せずに、医療機関に相談しましょう。我慢せずに適切なケアを受けることが大切です。

7.2 Q. いつから痛み始める人が多い?

妊娠中期から後期にかけて痛み始める人が多いです。お腹が大きくなるにつれて、腰や背中に負担がかかりやすくなるためです。しかし、妊娠初期から痛みを感じる人もいます。個人差があるため、いつから痛み始めるかは一概には言えません。

7.3 Q. 産後も続くことはある?

はい、産後も背中の痛みが続くことはあります。出産による骨盤の歪みや、授乳姿勢、抱っこ紐の使用などが原因となることがあります。産後に痛みを感じた場合は、無理をせず、医療機関を受診し、適切なケアを受けるようにしましょう。また、産後の骨盤ケア体操なども有効です。

7.4 Q. 同じ姿勢を続けると痛む場合はどうしたらいい?

同じ姿勢を続けると、筋肉が緊張し、血行が悪くなり、痛みが悪化することがあります。こまめに休憩を取り、軽いストレッチや姿勢を変えるようにしましょう。デスクワークをしている場合は、1時間に1回程度は立ち上がって体を動かすことをおすすめします。また、座る際は、正しい姿勢を意識し、腰を支えるクッションなどを使用するのも良いでしょう。

7.5 Q. 夜寝るときに痛みで目が覚める場合は?

抱き枕やクッションを使って、楽な姿勢で寝るようにしましょう。横向きで寝る場合は、膝の間にクッションを挟むと、腰への負担を軽減できます。また、布団やマットレスの硬さを調整することも有効です。自分に合った寝具を選ぶことで、睡眠の質を向上させ、痛みの軽減に繋げることができます。

7.6 Q. 入浴で痛みを和らげることはできますか?

はい、入浴は血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があるため、背中の痛みの緩和に役立ちます。ぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、リラックスしましょう。ただし、長湯は避けてください。また、妊娠後期には、滑って転倒する危険性もあるため、注意が必要です。

7.7 Q. 妊娠中の背中の痛みに効く市販薬はありますか?

妊娠中は、使用できる市販薬が限られています。自己判断で薬を使用せず、必ず医師や薬剤師に相談してから使用しましょう。妊娠中に使用できる湿布薬なども市販されていますが、使用前に必ず確認が必要です。安全な方法で痛みを和らげることが大切です。

7.8 Q. 予防のためにできることはありますか?

予防策 詳細
適度な運動 ウォーキングなどの軽い運動は、血行を促進し、筋肉を強化する効果があります。
正しい姿勢 猫背にならないように、常に正しい姿勢を意識しましょう。
体重管理 急激な体重増加は、腰や背中に負担をかけます。
ストレッチ 妊娠中に適したストレッチで、筋肉の柔軟性を保ちましょう。
冷え対策 体を冷やすと、血行が悪くなり、痛みが悪化することがあります。

8. まとめ

妊娠中の背中の痛みは、ホルモンの影響や姿勢の変化、体重増加など様々な原因で起こります。多くの妊婦さんが経験する症状ですが、痛みの種類や程度は人それぞれです。ご自身でできる緩和ケアとして、正しい姿勢を意識したり、ストレッチやマッサージを行う、骨盤ベルトを使用するなどの方法があります。また、症状によっては医療機関への相談も必要です。我慢せずに、快適なマタニティライフを送りましょう。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

アクセス

江坂駅より徒歩3分。妊婦さんのお悩みに対応した治療院です。明るく清潔な院ですので、 初めての方でも安心してお越しください。

予約受付【平日】 10:00 ~ 21:00
予約受付【土曜日】 10:00 ~ 18:00
※祝日も診療しております。
【休診日】水曜日・日曜日

0668367467

大阪府吹田市江の木町5-3
レーベンハウス江坂401
[ 江坂駅より徒歩3分 ]

詳しいアクセスはこちら

map
 

ページトップへ戻る